【バカラ攻略へ】勝率アップを目指す確率戦略【3つの鍵】【実践済】
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今回は、私が実践している
バカラの勝率アップを目指す為に重要な基礎【3つの鍵】
をご紹介します。
前回の記事よりも理解し易いように、
今回はコイントスを例に考えてみます。
『コイントスを100回試行した時、
表がぴったり50回になる確率』
は、いくつか?
前回の記事
キーとなるのは、
二項分布、確率質量関数、尤度の3つです。
勝率アップを目指す為に重要な基礎【3つの鍵】
二項分布‥‥‥ベルヌーイ試行の離散確率分布
確率質量関数‥‥‥離散確率分布に対応する関数
尤度‥‥‥観察結果からみて前提条件が正しい可能性を表す数値
コイントスを100回試行した時、表が50回になる確率は?
一般的なコイン(確率p=0.5)を100回投げた時、
表がぴったり50回出る確率は、何%?
答えは、約7.95% ですね。
100回投げた結果、表が50回出る確率について考える場合、
これはベルヌーイ試行なので、二項分布の確率質量関数で考えます。
確率質量関数でコイントスを考えてみる
一回のコイントスで表が出る確率は、
「表と裏が出る確率が同様に確からしい」ことを前提とすると、
表裏それぞれ1/2 づつなので、
パラメータ(前提条件)は p=0.5 になります。
【二項分布のモデル式】
この式の、それぞれの変数に値を代入して計算します。
試行回数 n = 100,
求めたい値(表が50回出る確率) x=50,
パラメータ(前提条件) p = 0.5,
を代入すると、
f(100,50)=100! / (100-50)!50! ×0.550×(1-0.5)(100-50)
=0.0795.... = 約7.95%
となります。
※当然ですが、
この式に試行回数を1回(n = 1)で代入すると、
表が1回出る確率は50%と出ます。
求めたい確率(表がx 回出る確率)を、
0から100まで同様に求めて、
グラフにすると以下の通りです。
「表と裏が出る確率が同様に確からしい」ことを前提
(p=0.5)としているので、
当然、表が50回出る確率が一番高いです。
裏を返せば、
前提条件としてパラメーターを先にp=0.5と決めた
から、表が出る確率を算出することができました。
では、
この前提条件の p=0.5 の、正しい保証
は、あるのでしょうか?
前提条件と言えばもっともらしいですが、
言葉を変えれば、仮定であり想像上の値です。
前提条件の正しさは、どれくらい?
先ほどのコイントス試行は、
「表と裏の確率が1/2ずつ」
という仮定のもとで、計算しました。
しかし、実は
・このコイン、目視できないくらい微妙に歪んでいるとしたら?
・コインの重心が僅かにズレていたら?
1/2では、無いかもしれません。
1/2かどうかを、
確認するためにキーとなるのが、
尤度(ゆうど)です。
尤度とは、
観察結果からみて前提条件が正しい可能性を表す数値です。
尤度を具体例で考えてみる
今、手に取っているコインが、
100万回やったら表が50万回でるかどうかは、
実際に100万回投げてみなければわかりません。
しかし、コイントスの回数を重ねていけば、
仮定p=0.5が、正しそうか、正しくなさそうか、
を感じることはできます。
コイントスで、
10回やって、表が6回出たら、
まぁ、良くあることだ。と割り切れますね。
でも、
100万回やって、表が60万回出たら、
「このコインは表が出やすいかも。」と感じます。
人によっては、
「このコインは表の方が出やすい!」
と、断言するかもしれません。
「このコインは表の方が出やすい」を尤度的に表現すると、
前提条件としてp=0.5より、p=0.6の方が、
正しい可能性が高いだろうと推測している。
観測データを元に、
尤度が最大となるパラメータを推測することを、
最尤法と言います。
観測データを元にパラメータを推測し、
更にそのパラメータを元に確率を更新していくことで、
人間の感覚を数値で捉える、
というのが、ベイジアン的な思考方法です。
多くのギャンブラーには、観測結果をみて
「コインの表面の出やすさ(確率の偏り)」
を、推測する癖があります。
場合によっては、
「神は最終的には公平だから、この偏りはこの先のゲームで元に戻る」
と都合のいい様に解釈してしまい、
ギャンブラーの誤謬に陥ることもあります。
ギャンブラーの誤謬にどっぷりハマらない為にも、
尤度を意識する価値はあります。
前提条件は正しくないかもしれない!
と、意識するということです。
なお、p=0.6と仮定したら、当然、結果は異なります。
p=0.6だった場合の、二項分布は以下の通りです。
確率は、表が60回の時 8.12%が、一番高くなりました。
サイコロも同様
ちなみに、サイコロの場合、
各サイの目のくぼみが異なり、
重量がアンバランスになり、
目の出方に偏りが生じます。
工場生産時に、シックスシグマ管理していても、
製品のバラツキは生じるでしょう。
つまり、
一般的に言われている、
サイコロの出る目の確率1/6は、
サイコロの見た目や経験から、
尤度推定して、p = 1/6 と、仮決めしている
ということです。
最後に
以上、私が実践している確率戦略の一端をご紹介しました。
実際のところ、
二項分布だけでは確率予想に物足りないですが、
二項分布だけでも色々と応用は出来ますので、
無いよりは100倍マシです。
見えなかったことを見えるようにすることで、
バカラ運を引き寄せましょう!
以上です。
Good Luck !!